「あ・・・・・・」
片山さんが思わず吐息を漏らした。 彼は俺より1コ上らしいけどそんな風には全然見えない、高校生とか言っても十分通用しそうな幼さの残る顔が切ない表情になる。
「片山さんの恋人ってまだイギリスにいるんだろ? だったら滅茶苦茶溜まってんじゃん、俺がやってやるよ」
彼の袋を揉みほぐすと頭の力が抜けてガクンとなったから手で押さえて唇を奪い、薄く開いていた隙間から舌を滑り込ませると「んんっ・・・・・・」と息苦しそうだ。
初めてディープキスするみたいだね、片山さん。 でも止めてあげないよ、だって気持ちいいんだもん。
なかなか舌に辿り着かないから、俺は思いっきり奥まで差し込んで無理矢理絡ませた。
その間に袋を揉んでいた片手をずらして敏感になっているそこを掴んで上下に動かす。
「だ・・・だめだよ・・・川波くん・・・そんな事しちゃ・・・・・・や・・・っ」
柔らかい舌を堪能して唾液にまみれた唇が、身体の欲望に反してそんな事を言うから俺はニヤリと笑った。
「嫌がってもさ、あんたのココ、もうすげぇ濡れてるよ? いいの? このまま止めたら俺の前でオナって貰うよ?」
「なん・・・っ。 イヤだ・・・や・・・・・・りょ・・・亮・・・・・・」
「へぇ、恋人の名前、亮って言うんだ。 じゃあ、そいつにやって貰ってると思えばいいじゃん」
俺はそう言うと同時に扱くスピードを上げて片山さんの感じまくってる表情を楽しむ。
「はぁ・・・んっ・・・・・・もう・・・許して・・・・・・亮・・・・・・りょー・・・・・・んく・・・・・・っ」
真っ赤になっちゃって可愛いね。 まるで俺の夏紀さんみたいだ。
「あっ あっ・・・・・・・亮・・・亮・・・あ――・・・・・・」
俺の手の中は片山さんのザーメンでねちょねちょ。
「俺と亮って人、どっちが良かった?」
訊いても涙をボロボロ流していて答えてくれない。 ま、しょうがねーか。
「俺、あんたの事、タチだったらぜってー喰ってた。 良かったな、俺たちネコ同士で」
「・・・・・・ネ・・・・・・ネコ・・・・・・?」
ありゃ、ネコの意味を知らねーのか。 ホント、純真と言うか何と言うか・・・・・・。
くすっと笑って俺はまだ泣いている片山さんにちゅ、と軽いキスをした。 |