052 電車

ここ2年、朝のラッシュで気になる青年がいた。
必ず見かける訳じゃないからもしかしたら童顔な大学生かフリーターかもしれない。
そして今日、運良く窓際に立っている彼の後ろに陣取る事が出来たのでじっくりと観察しているうちに、ふと、彼に触れてみたくなった。
初めは手の甲を尻に当ててみるが反応はない。 まぁ、男だしな。
それじゃあつまらないから今度は掌で揉んでみると、さすがに気付いたか一瞬ビクッと硬直させていた。 
窓に映った彼の顔はみるみる真っ赤になって、もっと触ってみたくなり、するっと左手でシャツのボタンを外して中に忍び込ませる。
固くなっている小さな突起をつまむと肩で息をしているのが解る。
ああ、キミはどうして騒がないんだい? そんな風にされると可愛くてエスカレートさせてしまうよ。
後ろから腰を伝って前に右手を持っていき、彼のズボンの中身を誰にも気付かれずにまさぐる。
やっぱり反応しているね、フフ。
歯をくいしばって耐えているキミ。 その表情だけで僕まで勃起しちゃったよ。
この扉が開くまで約10分。
キミが先か僕が先か、さあスリルを楽しもうじゃないか。

「○○○○。」シリーズ、横山と「R&N」シリーズ、延照。
電車と言えばやはり痴漢しかないだろう、って事で横山せんせ〜の変態っぷり倍増SS(笑)
最初は延照サイドのSS書いてたのですが、つまらなかったので横山SSに変更しました。
全体の構図を間違えて延照のムスコさんが描けなかったのが心残りです・・・orz
この所業が亮に見つかったら間違いなく横山はこの世にはいないであろう(笑)
(20050802)


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