082 コンドーム

「なっ・・・何やってるんだい?」
「ん〜?」
「そんなモノ早く捨ててくれよ」
顔を真っ赤に慌てて俺の手から使用済みのコンドームを奪い取ろうとした夏紀さんを押さえて何となく口にくわえた。 まだ生温くてゴムの臭いと精液の匂いで鼻がちょっとツンとする。
「悠斗! 汚いってばっ」
夏紀さんの唇に指を押し当てて黙らせた。
汚くないよ、夏紀さんのだもん。 そりゃ美味いモンでもないけどさ。
夏紀さんはもの凄く困った顔をしてる。
わかんねぇなぁ、何でそんなにイヤがるの?
だってこれは夏紀さんと俺が愛し合った証(あかし)なんだぜ?

「夏紀&悠斗」シリーズの2人。
悠斗は夏紀を困らせるが楽しくて仕方ないのです。 ある意味羞恥プレイ?
ホント、この2人は肉体的には夏紀×悠斗ですが精神的には悠斗×夏紀ですな。
男女でも男男でもコンドームは大切。 女女だけは必要ないって事ですかねぇ。
(20041201)


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